健保ニュース
健保ニュース 2026年3月下旬号
衆院予算委公聴会
社会保障の財源確保 「消費税は非常に重要」
東海大・堀氏
東海大教授の堀真奈美氏は10日の衆院予算委員会の公聴会に公述人として出席し、社会保障の財源確保について、「構造的な改革をするなら、消費税は非常に重要な手段だと思う」と主張した。その上で、「何が公平な負担なのか、若い人や高齢者(の意見)も踏まえ、全ての可能性を否定せずに検討していく必要がある」と指摘した。国民民主党の長友慎治氏への答弁。
堀氏は今後の人口動態や医療の高度化を踏まえ、「さらに給付の適正化が必要」と述べるとともに、「安定的な財源確保は、安心した医療提供体制の構築のために必要不可欠だ」と主張した。
令和8年度政府予算案については、物価上昇に直面する施設や人件費に充てられるように「目配りができている」とした。
政府が今国会での見直しを予定するOTC類似薬の自己負担に関しては、薬剤費の4分の1を患者負担とする「一部保険外療養」の導入などを、「給付と負担のあり方をどのように考えるかという意味で、一歩進んだ検討がされたのではないか」と評価した。