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ほっとひと息、こころにビタミン バックナンバー

「認知行動療法」の第一人者、大野裕先生のコラム「ほっとひと息、こころにビタミン」のバックナンバーがお読みいただけます。

vol.80人のうわさや悪口には上手に距離を取る

職場や学校で、飲食時や休憩時に、他人のうわさや悪口を言って、その場を盛り上げようとする人がいます。そうした話に一緒に悪乗りして、盛り上がる人もいます。悪口を聞くのはイヤなものです。聞いて・・・・・

vol.79上手に眠れない悩み工夫次第で解決も

上手に眠れないで悩んでいる人は少なくありません。睡眠不足が続くと、肥満や高血圧、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、うつ病など心身の不調のリスクが高まりますし、働く現場では業務効率が落ちたり事故が・・・・・

vol.78プライドもこころの持ちようで人を変える

プライドが高い人は付き合いにくいものです。何でも自分が一番と考え、相手を見下しているように感じられます。仕事や勉強が思うようにいかないときは他の人のせいにして、うまくいったときには・・・・・

vol.77とらわれから自由になるヒント

仏教用語に「貪瞋痴(とんじんち)」という言葉があると聞きました。欲にとらわれたり、人を羨んだり、迷って愚痴ばかり言っていたりする状態です。こうした煩悩から自由になれると良いと思いますが・・・・・

vol.76配属ガチャに振り回されないために

一昨年、本欄で、生まれた環境によって人生が左右されるというネガティブな意味で使われる「親ガチャ」について書きました。そうしたら最近、希望の職場に配属されなかったことに不満を持った新入社員・・・・・

vol.75若者のオーバードーズ 悩みへの対応が不可欠

最近、若い年代を中心に、大量の薬を摂取する「オーバードーズ」が話題になっています。私たち精神科医はオーバードーズという言葉を、うつ病や不安症、不眠症などの精神疾患の治療のために処方された・・・・・

vol.74SNSのコミュニケーションのコツ

マルハラという言葉を知って、驚きました。ラインやX(旧ツイッター)などのSNSの文章の最後に句点(。)がついていると、若い人たちは威圧されているように感じるそうです。それがハラスメントだということで・・・・・

vol.73ものを捨てられない心理

ある会社の上司が、若い社員を連れて外来を受診しました。その若い社員は会社の寮に住んでいたのですが、部屋がゴミ屋敷のように荒れていることに同僚が気付いたために、精神的な問題があるのではないかと心配・・・・・

vol.72ちょっと立ち止まる勇気が、こころの余裕に

「失敗は成功のもと」と言われたり、「ピンチはチャンス」と言われたりしますが、それは失敗をうまく自分のために生かすことができたときのことです。しかし、多くの人にとって、何かミスをしたり間違ったりした・・・・・

vol.71親しい人ほど、丁寧な説明、会話を

コミュニケーションというのは難しいものです。自分が正しいと思って助言したことで、思うように相手の人に理解してもらえないことがよくあります。このようにしてもらいたいと考えて話しても、思うように動いて・・・・・

vol.70自分の性格、変えるよりも生かす

新しい年を迎えて、心機一転、頑張ろうとしている人は少なくないでしょう。そのために、自分の良くない性格を変えたいと考えている人もいるかもしれません。細かすぎる性格、人に振り回される性格、人に迷惑を・・・・・

vol.69人生百年時代、どこに生きがいを見出すか

精神疾患のために長期間休職したことのある人と話をしていると、このような生き方もあるのだとあらためて教えられる思いがすることがよくあります。私が診ているある人は、春先になると決まって気分が落ち込むと・・・・・

vol.68人との付き合い方も人さまざま

先日タクシーに乗って運転手と話をしていたところ、私の出身の愛媛県の隣の香川県出身だと分かりました。会話の中で、中学時代に友達2人と自転車で9日間かけて四国一周をしたときの香川県での体験について話を・・・・・

vol.67ピンチをチャンスに

ピンチはチャンスといわれます。しかし、そのようにいわれても、思うように物事が進まないと良い気持ちはしません。このまま良くない状態が続くのではないかと考えて、気持ちが沈みます。こうしたときに良くない・・・・・

vol.66更年期をどう過ごすか

女性の更年期は、精神的に不安定になりやすい時期です。しばらく前の海外の調査によれば、更年期の女性の8割以上の人が心身の不調を体験していたそうです。それには、ほてりや夜間の発汗、睡眠障害、膣の乾燥などの・・・・・

vol.65家族でも折り合う難しさ

自分の子や孫を見ていると、同じ家族でいながら、ずいぶん性格が違うことに驚きます。考え方にしても、行動にしても、兄弟でまったく正反対のこともあります。これが他人であれば、意見が違っても相手の考えを尊重・・・・・

vol.64主体的な判断を大切に

新型コロナウイルスが、インフルエンザ相当の5類に位置付けられ、マスク着用が個人の判断に委ねられることになりました。しかし、「個人の判断」と言われてもマスクを外すことにはかなり抵抗感が強いようで、私が・・・・・

vol.63受診を決める3つの基準

国の労働安全衛生調査では、働く人の5~6割がストレスを感じています。そのうちの約9割以上の方に相談できる人がいて、7割の方が実際に相談したと答えています。その一方で、医師や看護師などの医療職に相談したと・・・・・

vol.62力を抜く勇気を持つ

新年度を迎えて1カ月が経ちました。この間、新しい場所で緊張しながら頑張ってきた人、職場や家庭でそうした人を支えてきた人は多いと思います。こうしたときには、適度に力を抜くことをいつも以上に意識するように・・・・・

vol.61あらためてレジリエンスを考える

昨年の12月号でも書きましたが、レジリエンスというのは、逆境に置かれたときに発揮される地域や組織、人間の強さを表す言葉です。「曲がっても折れない力、曲がっても元に戻る力」と表現されることもあります。・・・・・

vol.60ストレスにもよしあし!

年度末で仕事に追われてストレスを感じている人は、少なくないのではないでしょうか。年度替わりに異動や進学を控えて緊張している人も多いでしょう。私たちはストレスを感じながら生きています。もっとも、ストレスは・・・・・

vol.59趣味はこころの薬

「芸は身を助ける」と言われます。趣味などで身に付けた芸が、暮らしに困ったときに生計の支えとして役立つことがあるという意味です。そのように暮らしに役立つほどに芸を極めなくても、趣味はこころの健康を高める・・・・・

vol.58周囲に合わせるか否か

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、感染の心配をしている人も少なくないと思います。そうした中、年末から年始にかけて会食の機会が増えた人もいると思います。感染の心配をしながらも、顧客対応や先輩の誘い・・・・・

vol.57つらい体験、未来に生かす

私たちは、誰もが心のレジリエンスを持っています。レジリエンスというのは、つらい状況でこころが折れそうになっても折れない力、曲がっても元に戻る力です。その力を生かすためには、つらい状況に直面しても、諦めて・・・・・

vol.56「ガチャ」と決めつけない

「親ガチャ」という言葉を耳にすることがあります。子どもは親を選べず、生まれた環境によって人生が左右されるというネガティブな意味で使われています。確かに、うまくいかないことが続いたときに、そのように考え・・・・・

vol.55オンラインの長所、短所

コロナ禍が始まった頃のことです。オンラインで米国の医師と話したとき、こんなことができるようになったのだと、お互いに興奮したのを思い出します。それまでは毎年のように行き来していたのですが、コロナ禍で・・・・・

vol.54上手に眠るコツ

新型コロナ感染症の波はなかなか収まりません。そうしたこともあって、企業も、在宅勤務を増やすところもあれば、出社勤務を増やすところもあるなど、対応がまちまちです。このように勤務形態が安定しないと、生活の・・・・・

vol.53正しく恐れて自分を守る

秋になると、多くの事業所で人間ドックなどの職域健診が行われますが、健診を受けることに不安を感じる人がいます。問題を指摘されるのが心配で自分は「健診を受けない」と言っている先輩医師がいたのを思い出します・・・・・

vol.52小さな喜びをシャワーのように

新型コロナウイルス感染症が報告されてから2年半がたちました。最初はウイルスの正体が分からず、ずいぶん不安な気持ちになった人が多かったと思います。さまざまな行動制限を当然と考える人がいる半面、不当だと考えて・・・・・

vol.51無力感を和らげる人とのつながり

ロシアがウクライナに侵攻してから、連日マスコミなどで崩壊した街並みや遺体と思われる映像など、悲惨な光景が報道されています。そのほかにも国内外の暗いニュースを見聞きして、気持ちがふさぎ込むような体験をして・・・・・

vol.50人間的つながりの大切さ

前向きなこころを保つ目的で私たちが開発したAIチャットボット「こころコンディショナー」を公開して2年余りがたちました。スマートフォンのアプリを開いて自分の気持ちや考えを書き込むと、AIを利用した仮想の対話が・・・・・

vol.49人の多様性を生かし信頼しあえる社会を

コロナ禍が想定以上に長引いています。最初の頃、2、3年は続くと予想する専門家もいましたが、多くの人はそんなに長く続かないだろうと期待まじりに考えていたように思います。私もその一人でしたが、結局のところ・・・・・

vol.48孤立を防いで特殊詐欺被害を減らす

特殊詐欺の電話をAI(人工知能)が自動的に探知して警察に通報するシステムができたというニュースを聞いて、ちょっとうれしくなりました。多くの人たちの取り組みのおかげで特殊詐欺の件数は以前より減って・・・・・

vol.47親と子の思いやり

「第8回世帯動態調査(2019年実施)」をみると、65歳以上高齢者の親との同居割合は23.4%で、14年時の26.7%から低下し、親子が離れて暮らす傾向が高くなっていることが示唆されています。実の親といっても、成人・・・・・

vol.46あきらめないで工夫をする大切さ

新しい年が始まりました。この2年間は、誰もが新型コロナウイルス感染症に振り回され、苦しい思いをしてきました。新型コロナ感染症が大変なのは、自然災害であるだけでなく、どうしても人災の要素が入ってくる・・・・・

vol.45コロナ体験から分かった触れ合いの大切さ

新型コロナウイルス感染が拡大してから2年近くたちました。昨年の夏前になりますが、ウイルスに対する不安や自粛生活のためにストレスを感じている人たちが多いと考えて、ユーチューブに、AIとの対話を通して・・・・・

vol.44フェイクニュースに惑わされない

新型コロナのワクチン接種が進んでいますが、その一方でフェイクニュースともいえる不確かな情報が多く流れているのが気になります。「ワクチンで闇の政府にコントロールされる」といった情報に対しては「まさか」・・・・・

vol.43コロナ禍でも上手に気晴らしを

猛暑を何とか乗り切って、爽やかな秋になりました。いつもなら「スポーツの秋」「食欲の秋」と楽しい計画を立てたいところです。しかし、コロナ禍では、親しい人たちと楽しく話しながら食事をすることも、他の人と・・・・・

vol.42長い休み明けには意識的にペースダウン

夏休みが終わりました。自粛中心の生活を送った人も少なくないと思いますが、夏休みが終わると、また同じ日常に戻ることになります。私は、この時期になると決まって高校生時代を思い出します。長期の休みの終わりが・・・・・

vol.41人のつながりが持つ意味

年を追うごとに暑さが厳しくなっています。暑い日が続くと、思春期のころに読んだ石川啄木の文章を思い出します。その中で啄木は、汗まみれになりながら、二階の窓から通りを眺めています。通りでは、行き交う人たち・・・・・

vol.40できることに目を向ける

新型コロナウイルス感染症の拡大が始まって1年半が経ちました。この間、自粛生活やマスク着用など、窮屈な生活を強いられて、以前とは違って気持ちが晴れない毎日を送っている人も少なくないと思います・・・・・

vol.39三つの思い切り

新しく働き始めた方々は、研修期間等が終了し、環境に慣れてくるころではないでしょうか。その一方で、社会の第一線に立たされるなど、新たな緊張場面が増えてきます。また、新社会人として、この時期を乗り越えて・・・・・

vol.38気の緩みと人恋しさ

新型コロナウイルス感染症の第3波に対する緊急事態宣言が解除されてほどなく、第4波ともいえる感染の再拡大が始まり、いくつかの地域で「まん延防止等重点措置」が発出されました。しかし、各地の人の流れが大きく・・・・・

vol.37考え過ぎから抜け出すために

4月は年度替わりの月で、新年度や新学期が始まります。新たな環境の中で第一歩を踏み出すことになり、期待や希望に胸を膨らませる一方で、これからの新しい生活に不安を感じる人は、これまでも少なくなかったと・・・・・

vol.36可能性と確率を区別する

3月は新年度を前に新入社員の事前研修や異動の内示、引っ越しなどと何かと変化が多い月です。特に今年は、新型コロナの感染拡大がいつ縮小するのか、先が見えず、不安になっている人もいるのではないでしょうか・・・・・

vol.35姿勢を正して心を元気に

2月は1年で最も寒さが厳しい時期です。その上、新型コロナ感染症の影響で家の中で生活する時間が増える人も多いのではないでしょうか。そのように家の中にいることが多くなると運動量が減ってきて、筋肉の・・・・・

vol.34今を大切に一歩一歩進んでいきましょう

新しい年が始まりました。いつもなら、新しい年を迎えると気持ちが引き締まり、新年に向けての思いが湧いてくるものです。しかし、新型コロナウイルスの感染者数が増える中、前向きになれない人も少なくない・・・・・

vol.33怒りの上手な伝え方

新型コロナウイルス感染症拡大のために大変な思いをした今年も残りが少なくなってきました。感染拡大の中で、「自粛警察」が話題になりました。自粛していないように見える飲食店や、県外からの訪問者を・・・・・

vol.32冬の閉じこもりに要注意

「冬季うつ病」と呼ばれる病気があります。これは文字通り、冬に発症するうつ病で、日照時間が短くなることが原因ではないかと考えられています。そのために、治療では高照度の光を照射する方法が使われます・・・・・

vol.31運動でこころを元気に

暑い夏が終わり、スポーツの秋がやってきました。しかし、今年は、新型コロナウイルスに感染するのが心配で、外でスポーツをするのをためらっている人がいるかもしれません。そのように心配になる気持ち・・・・・

vol.30お子さんの新学期を迎えて

今年の夏休みはどうだったでしょうか。新型コロナウイルス感染症のため、いつもより期間が短くなった学校も多かったのではないでしょうか。それでも、しばらく学校に行かないでいると、以前のように・・・・・

vol.29自分らしさを取り戻す

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、これまでとは違う「新しい生活様式」が提案されるなど、特に都市部を中心に生活形態が変わってきています。このように自宅や仕事上の環境が変わってくると・・・・・

vol.28こころの揺れを受け入れる

今年の春に急速に拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、私たちの生活を直撃し、多くの人たちがストレスを感じました。こうした思いがけない出来事が起きたときに気持ちが動揺するのは・・・・・

vol.27大切な人の悩みに気付く

新型コロナウイルス感染症の影響で、ストレスを感じている人が増えています。ウイルスに感染するのではないかという不安があるのはもちろんですが、同時に、仕事が思うように続けられなくなったり・・・・・

vol.26慣性モーメントで心身を健康に

部署異動や転勤、進学や進級など、春は変化の多い季節です。しかも、今年は新型コロナウイルス感染症が生活に影響しています。環境が大きく変わって不安を感じていても、しばらくは何とか夢中に頑張れる・・・・・

vol.25コミュニケーションのコツ

新年度が始まりました。人事異動などをきっかけに新しい職場環境で働くことになったり、慣れない仕事に取り組むことになったりした人も多いのではないでしょうか。そうしたとき、仕事でよく分からない・・・・・

vol.24自分でできないことにまで責任を感じない

私は講演や研修で、「友達を食事に誘う」のと「友達と食事をする」のと、どちらが難しいかという話をよくします。読者の皆さんはどう思われるでしょうか。実は、友達を食事に誘うより友達と食事をする・・・・・

vol.236秒ルールを意識しましょう

この時期、年末年始の休みのために仕事がたまったり、年度末までに片付けないといけない仕事に追われたりして、気持ちが休まらない人も少なくありません。そのように忙しいと、ついイライラして人に・・・・・

vol.22失敗を引きずらないために

新しい年が始まりました。新たな目標を立てて、それに向けて頑張ろうと考えている人も多いと思います。その一方で、昨年の失敗や積み残した課題が気になって、いまひとつ気が晴れない人もいるかも・・・・・

vol.21一歩引いて話し合う

少し前に、厚生労働省がパワハラの定義を明確にしたというニュースが流れました。そのニュースを耳にして、ずっと前に、知り合いの中学教師が職員会議での出来事についてこぼしていたのを思い出しました・・・・・

vol.20ネガティブ感情はこころのアラーム

ずっと前のことになりますが、不安を和らげる薬「抗不安薬」が開発されたとき、「これで私たちは不安から解放される」と言った人がいます。ところがそれを聞いたある高名な精神科医が、「そのようなこと・・・・・

vol.19こころ日記のすすめ

私たちは毎日の生活のなかでさまざまなストレスを体験していますが、ほとんど意識しないまま上手にそのストレスをやり過ごしています。私たちは誰でも、そうしたこころの力を持っているのですが・・・・・

vol.18気持ちを切り替えるコツ

嫌なことがあったり怒られたりすると、誰でも気分が落ち込みます。その後すぐに気持ちを切り替えることができるといいのですが、それができずに気持ちを引きずってしまうことがあります。そのような・・・・・

vol.17長い休みの過ごし方

8月はお盆休みなど、長期休暇を取る人も多いと思います。いつもより長く休みを取ると、大人でも子どもでも生活のリズムが乱れがちになります。外に出ると暑いので涼しい家の中でついダラダラと・・・・・

vol.16人間関係のコツは微調整

自分の言動がまわりからズレているのではないかと悩んでいる人は少なくありません。日本は同調圧力の強い社会で、他の人とあまりズレないように発言したり行動したりすることが期待されます・・・・・

vol.15緊張を味方にするコツ

新しく会社や学校に入って緊張していた若い人たちも、少しずつ環境に慣れてきた頃でしょう。その一方で、新しいクライアントに紹介されて話をしたり、人前で報告や発表をしたりしなくてはならない・・・・・

vol.14思い切って動いてみよう

年度が替わってしばらく経ち、新しい仕事にも慣れてきたころだと思います。そのことで少しホッとする反面、思ったように仕事が進まず、どうにも気力が出ないという人もいます。新しい仕事が期待・・・・・

vol.13不安を不安に感じない

新年度が始まりました。この時期は、それまでとは違った新しい環境で生活するストレスがからだやこころに現れやすいので気をつけるようにしましょう。私たちは、変化に対応するのが苦手です・・・・・

vol.12不安を味方にする

年度替わりはどこか落ち着きません。すでに新年度の人事異動の内示を受けた人も、まだの人もいるでしょう。同じ部署にいても、異動のために一緒に働く人が代わります。このように変化が多い時期・・・・・

vol.11外に出て心に栄養を

昨年の暑かった夏が嘘のように、寒い日が続いています。このように寒いときには家の中に閉じこもりがちになりますが、そうした冬眠のような状態は、肉体的にも精神的にもエネルギーを低下させます・・・・・

vol.10自分を取り戻し先を見据える

新年を迎えました。気持ちを新たに仕事や勉強など、自分が大事にしていることに取り組もうと考えている人は多いでしょう。新年は、気持ちを切り替えて新しい自分として再出発する良い機会です・・・・・

vol.9「反応」ではなく「選択」を

師走を迎えて忙しさが募ると、ついイライラして人にあたってしまうことがあります。そのために人間関係がギクシャクしたり、作業が遅れてしまったりして、良くない結果になることもあります・・・・・

vol.8原因探しではなく手だて探しを

親しい人が悩んで相談してきたとき、私たちは当然、力になりたいと考えて相談に乗ります。その気持ちは大事なのですが、こうしたときには気が付かないうちに相手を傷つけていることがある・・・・・

vol.7運動はこころのビタミン

今年の夏も暑かったですね。その暑さも収まってきました。いよいよ食欲の秋、運動の秋です。そこで今回は、身体を動かすことをテーマに書くことにします。聞くところによると、最近・・・・・

vol.6飲み会のグチ

酒の席で仕事や職場に対するグチをこぼす人はたくさんいますが、それがストレス発散に役に立っているのかという質問を受けました。私は、親しい人にグチをこぼせるというのは、とても大切な・・・・・

vol.5思い通りにいかないとき

8月は夏休みです。学童期の子どもがいる家庭では、それまで学校に通っていた子どもが家庭にいることが多くなります。一緒にいる時間が長くなると、今まで気にかけなかった子どもの行動が気に・・・・・

vol.4悩んでいる家族への声かけ

1人で悩んでこころが苦しくなっているときには、信頼できる人に相談するのが一番です。しかし、悩みを人に打ち明けるのは勇気がいります。悩みを抱えるような弱い人間だと思われるので・・・・・

vol.3失敗を生かすコツ

新年度になって新しい職場に異動になったり、新しい仕事に取り組むことになったりした人も、少しずつその環境や仕事に慣れてきた時期だと思います。そのように慣れが出てくると・・・・・

vol.2笑顔でこころもからだも元気に

職場や学校の環境が変化した新年度から少し時間が経って、環境に馴染んできた人も少なくないと思います。その一方で、なかなか新しい人間関係や仕事に馴染めず、心ひそかに悩んでいる人・・・・・

vol.1新しい環境で不安を生かす工夫を

新年度や新学期を迎えて、気持ちを新たに仕事や勉強に取り組もうと考えている人も多いと思います。このように年度の区切りは、それまでの生活からひと息ついて、新しい生活に向かって・・・・・