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健保ニュース 2026年4月下旬号

松本理事 中医協退任あいさつ
患者にわかりやすい診療報酬に
医療サービス 関心持つことに期待

健保連の松本真人理事は、8日に開催された中医協総会を最後に退任のあいさつをした。令和3年10月の就任から約4年半にわたり支払側委員を務めた。

松本理事は、退任にあたって「診療報酬が名称、内容ともに国民、患者にとってわかりやすいものになってほしい」と語った。

コロナ禍で国民、患者が実感したかかりつけ医に関する医療機関との認識の差、給付と負担のアンバランス、医療保険財政のひっ迫によって、「国民、患者の医療サービスとその対価に向ける目は、日に日に厳しさを増している」と指摘した。

こうした点を踏まえ、「診療報酬がわかりやすくなり、国民、患者が自身の受けている医療サービスにより関心を持つようになることにつながってほしい」と述べた。

在任期間中、印象深かった出来事の一つに、自身の母親が自宅で骨折して救急搬送され、その後、高齢者施設に入居してから別の疾病を患い、再び救急搬送、最終的に緩和ケア科を受診してACP(アドバンス・ケア・プランニング)に参画した経験を披露した。その当時の心境を「これが医療であり、中医協の議論の内容そのものであるとしみじみと感じた」と語った。

在任中はエビデンス、データに基づいて物事を決定するという姿勢で議論に臨んだと振り返った上で、共に議論に参画した中医協委員、厚生労働省事務局など関係者に謝意を表した。

今後も国民、患者に医療が効率的、かつ質の向上を伴って提供されるよう、中医協が保険診療の中心的な議論の場として存在し、発展することを期待した。

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